キャプテン翼の新作アニメが放映されるということで、F★J新人賞受賞作の読切版「キャプテン翼」掲載号の「週刊少年ジャンプ」(1980年18号)を紹介。
この読切版では、南葛・修哲、ライバルの若林源三、チームメイトの石崎了は連載のままなのですが、主人公の名前が「翼 太郎」で、性格もかなり違っています。ここから主役の性格設定を変えて連載スタートからの大ヒット。この変更は、編集サイドからのアドバイスだったのか気になります。
見開き表紙の逆側は「リングにかけろ」のドイツ軍団総統スコルピオンVSギリシア十二神オリオン戦のゴングがなったところでした。
ちなみにこの号は、第8回の愛読者賞(読者投票で選ばれた10人の漫画家が45ページの読切を発表し、順位を競う企画)が実施されていて、結果1位となる車田正美の「リングにこけろ」が掲載されていました。
第8回愛読者賞チャレンジ作品(1980年)
・わが青春のハーロック(松本零士)
・嗚呼桜田門(宮下あきら)
・OH! GAL(小谷憲一)
・今源氏物語(平松伸二)
・ライブ(秋元治)
・春爛漫(本宮ひろ志)
・デスゲーム(ゆでたまご)
・GO AHEAD(江口寿史)
・リングにこけろ(車田正美)
・気まぐれアーティスト(金井たつお)
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