六本木ヒルズクラブ掲載の前田知洋氏インタビュー。クラブについて語る前編に続いて、後編ではマジック対する思いや姿勢について語っています。印象に残ったことばを引用。
―マジックをやる上で大切にされていることはどういったことでしょうか。
M 不思議なことを行うということは、宝石にも似ていて、ひけらかすとそれを見る人は不快に感じるものなんです。ですから不思議な現象を慎重に取り扱うことにしています。つまりお客様を不快にさせないように、ひけらかすでもなく隠すでもなく、その微妙なバランスをとりながら、言葉や身だしなみにも気をつけています。
前田氏がマジックに興味を持ったきっかけは松田道弘著『奇術のたのしみ』(筑摩書房)だったとのこと。自分もぼろぼろになるまで読んだなあと思い出したり。前田氏インタビューもうひとつ。「前田知洋さん(マジシャン)の『海外でやるマジック』の話」。東京FM「SUNTORYSATURDAY WAITING BAR」の1/15放送「海外で活躍すると云うコト」 からの抜粋。こちらも引用。
マジシャンはお客さんを騙したり、タネがわからないだろうと自慢しているわけではない。あくまで「お客さまをもてなす」のが目的なので、それをちゃんと伝えれば、お客さんもマジシャンを信頼してくれる。それは日本でも米国でも同じ。
そのほかにも日本人と外国人の文化の違い等、いろいろ。併せて読み応えアリです。(fujiyamaxさん情報ありがとうございました)