8/29(日)、ウィザードイン主催の「マジックマスターズオープン2004」の決勝トーナメントを観戦。国立オリンピック記念青少年総合センター。16:00~22:00。出場マジシャン15人。トーナメント方式の大会なので28の演技を見ることに。実演だけで5×28=140分。ちょっと多い気が(^_^;)。決勝は8人くらいが集中力が切れなくていいなあ。会場の雰囲気は良い意味でも悪い意味でもアットホーム。方針や予算的な問題もあると思いますが、マンガ「マジックマスター」で描かれているような大会を実現!とか考えていないのかなあ、と。開催時間も含めて、対一般向けという方向性は見られませんでした。22:00終了では「マジックマスター」のコア読者層が観戦できないよなーと思ったり。と、まあいろいろ感じることはありましたが、大会自体は面白かったです。本命の緒川集人氏(いろいろな意味で一回り大きくなっていました(^_^))がタイムオーバーにより初戦で姿を消し、演技は一度しか見られなかったのですが、その演技が不思議不思議。サインしたエースの移動で、こちらの想像を超えた現象を起こしてくれました。絶賛。で、優勝は言葉のカベを破って、スペインのマジシャンのミゲール・プーガ氏。英語は得意でないとのことでしたが、現象で勝負。不思議不思議。とってつけたような演出が多い(偏見かも(^_^;)渋谷系のマジシャンへのアンチテーゼになったんじゃないかなと少し。そのほか印象に残ったのは石塚恭寛氏の寿司屋に扮した演技と中村ひでのり氏のロープ。あと、表彰式後にミゲール氏からの提案で、出場者、スタッフだけでなく観客も一緒に集合写真を撮ったのも、アリだったなと思ったり。演者のレベルは昨年以上、課題は運営だなーと思った大会でした。来年も観戦きぼんです。