「図解マジックパフォーマンス入門」カズ・カタヤマ著。東京堂出版。2,310円。
「図解マジックテクニック入門」、「図解ステージマジック入門」に続く第3弾。
今回も面白いなあ。注釈入れて34ページあるMr.マリック・ロングインタビューが話題になりそうですが、3本ロープのクロースアップ、パーラー、ステージでの見せ方の違いとか、ステージどころかパーラーもやりませんが(^_^;)、参考になります。
スポンジボールの解説はひさびさに本を片手に手順を追ってみました。ゆうきとも氏の「トリオ」の解説あり。
で、野暮を承知で各章のタイトルの元ネタを紹介してみたり。
◎第1章 卓上は無慈悲な夜の女王
→「月は無慈悲な夜の女王」(ロバート・A・ハインライン著)
◎第2章 楽宴の泉
→「楽園の泉」(アーサー・C・クラーク著)
◎第3章 永遠の淵に立つ舞台
→「永遠の淵に立つ都市」(「宇宙大作戦 謎の精神寄生体」収録)
◎第4章 スポンジの陽のもとに
→「ソラリスの陽のもとに」(スタニスワフ・レム著)
◎第5章 世界はがらんどう球でおれはカードにさわってしまったんだから
→「世界はがらんどう球で、おれは空にさわってしまったんだから」(「宇宙大作戦 パイリスの魔術師」収録)
◎終章 幼年期の終わり
→「地球幼年期の終わり」(アーサー・C・クラーク)