「ザ・マジック Vol.64」。WIZARDS’INNの柳田昌宏氏が登場していることにびっくり。柳田氏の著書「すぐできる超能力マジック」に対するVol.4での書評で、各参考文献からの文章・図版の露骨なぱくり(これは「コインマジック事典」と見比べれば明白(^_^;))に激怒、
この問題は出るところへ出て、白黒つけなくては済ませるわけにはいかない。
と高木重朗氏・二川滋夫氏の連名で非難されていたのが15年前。その問題に関する続報は「ザ・マジック」本誌には掲載されることはありませんでしたが、まあいろいろあったりなかったりしたのだろうと推測します(その辺の事情のタレコミ歓迎(^_^;))。あと、柳田氏のコメントが、
この誌面で、ダイ・バーノン氏やビル・ラーセン氏との思いでの秘話なども語れたら幸いと思う今日この頃である。
で締められているのは、前出の書評の際に、
著者の略歴も「ダイ・バーノンをはじめてとするアメリカのトップマジシャンたちと交流を深め…」とあるが、バーノン氏などにたずねたところ知らないとのことであった。
と書かれたコトに対する意趣返しと見るがどうか(^_^;)。そのほか、巻頭の対談は前田知洋×藤山新太郎。前田氏によるトミー・ワンダー、トニー・スライディーニ、タマリッツ、ゴッシュマン、ポール・ハリス、デービット・ウイリアムス、マイケル・アマー、島田晴夫、引田天功(初代)、Mr.マリック、マックス名人等のマジシャン評が興味深く読めました。以上。