以前、BBSで異邦人さんより、ネッククラッカーがらみでいただいた「念仏の鉄のぼきぼき音の音源は何?」という質問の答えが「秘録必殺シリーズの舞台裏 カルト時代劇に賭けた男たち」に書いてあったので紹介。当時の音作りをしていた鈴木信一氏へのインタビューより。
鈴木「骨外しの音を作っている時は、レントゲン画面になるなんて知らんかった。(略)…まず、イメージとしては“ポキッ”やろな。要するに片仮名でしか、音を感じてはらへんかったんや。(略)…劇画は片仮名で書いたら終わりやから、ええなぁ思うた。それで最終的に使った音源が映写機のサウンド・トラック」
“サウンド・トラック”とは、フィルムの片側にある、音を記録している部分である。音声を、不規則な曲線に変換、光を当てると再生できる、“光学方式”が映写機には一般的に採用されている。
鈴木「映写機にフィルム掛ける時、ボコボコ音しよるやん。“あ、この音、面白いなあ”って、その頃はもう、細かく作って、混ぜたらええやんって頭があるから。ほんでね、フィルムの端をハサミで切って、ギザギザにして、リールに通して」
んー、どうやっているのかイマイチよくわかりませんが、↑とのことでした。