『時代劇マガジン Vol.6』。ホントに年内に出た(^_^;)。必殺関係では、緒形拳とジュディ・オングのインタビュー。緒形拳インタビューで印象に残ったところ。
仕事屋に再度出演を決めた理由
「ギャラで口説かれたんだ(笑)」
からくり人の時次郎の殺しの道具の鉄ヘラについて
「ああ、それ、イマイチだった(笑)」
演じた殺し屋へのこだわりについて
「普通に庶民の中に生きていて、ふわーっと笑っている人の中にすごく怖い面があったらどうなんだ?ってところだよね。夜になると変身して、ジキルとハイドみたいにその黒と白っていう面を強調して、そこだけ捉えてね。でも最後にはもう息切れしちゃってた。他に(必殺シリーズで)もっとやりたいって言われたんだけど、僕の中ではもうやれるものがなかった」
そのほか出演映画に触れつつも、
「僕のことを映画俳優だと思っているでしょうけど、大きな間違いだね。僕はテレビ役者だよ」
と言い切るところが男前です。
ジュディオング編は山田五十鈴とのエピソードが必読。二人ともカメラの石原興氏をべた誉めしています。
あと必殺以外では「跋扈妖怪伝牙吉」が面白そうな気が少し。