手品には、心の扉を開ける力がある。コミュニケーションの潤滑油として、ビジネスやプライベートでマジックを活用する方法を、シーン別に紹介。
『人間関係を円滑にする 大人のマジック』中島弘幸著。PHPエル新書。800円。新刊コーナーに平積みされているマジック関係本が新鮮。そこで、ちょうど「『バカの壁』(新潮新書)が232万部を達成」したというニュースを見て、今まで一番売れたマジック関係本って何だろうと考えてみました。『子どもにウケる科学手品77』(ブルーバックス)あたりとみますが、どうでしょうか?情報求む。本書のほうは、ただの寄せ集めではなく、考え方・見せ方・ちょっとした演出法や注意が書かれているのでわかりやすいです。いい感じ。著者の中島氏は現在、PHP研究所の派遣講師としてマジックを応用した創造性開発講座を行っているとのこと。それにしてもトランプマン2号はともかく、寿司仮面って知らないのですが有名なんですか?